こんな「楽屋のれん」作りました
楽屋のれんです。元、宝塚のトップの方へのごひいき様からの贈り物だそうです。
バラとリボンがアクセントです。
全部はお見せできませんがペパーミントグリーンが爽やかです。
最近、色をカラーチャートからもお選びいただけますので、本当に沢山のカラーバリエーションが使えます。
データからも作れますが、文字は手書きにしています。
店舗用の「のれん」は6月から衣替えです。夏の装いにしみてはいかかですか?
以前はのれんの色と言ったら、「紺」、「茶」、「ねずみ」、「白」くらいしかありませんでしたが、今では、インクジェットや昇華転写等の技術革新と共に、写真まで入れられるようになりました。
木綿や麻の生地ばかりではなく、ポリエステルやテトロン生地も多くなってきております。
そのおかげで、絵の具で描いたようなこんな 「のれん」も製作しました。
フォントのバリエーションは増えましたが、逆に手書きの下絵が書ける職人が少なくなりました。時代のうつろいなのでしょうが、「寿司屋」さんの屋号の○○寿しの「し」の字を長く書くようなデザインも一時はほとんどありませんでしたが、最近また、時代回帰なのか、注文を頂くようになりました。
昭和レトロっぽくて「寿司屋」といえば正にこのイメージですね。
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